オートザム レビュー(1990-99)

マツダ

マツダ5チャンネル体制のうちのひとつ、オートザムブランドの専売モデルとして登場した小型セダンがこの車。当時としては斬新だったトールスタイルの独特のプロポーションは「ハイコンパクト2.5Box」と呼ばれるもので、時代を先取りしたセダンだった。全長わずか3.8mながら、大人4人がゆったり乗れる広さを確保しており、丸みのある可愛らしいデザインは女性にも好評だった。開放感のある3Way電動キャンバストップが用意されたのも特徴のひとつ。エンジンは1.3Lと1.5Lの直4 SOHCを搭載。欧州などではマツダ121として販売され、その優れたパッケージ性能から好評を博した。のちにレビューのフロアパンを流用した派生車種として初代デミオが誕生することとなる。

レビューは派生車種としてデミオを産み出しました。そしてそのデミオ(マツダ2)には仕向け地によってはノッチバックセダンが用意されました。丸いキャビンに短いトランクを付けたノッチバックセダンというレビューの精神は、実は未だに生き続けているのです。

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