ブラジルでは1976年の自動車輸入制限以降、国内生産車をベースとした様々なレプリカモデルの製造が試みられた。シントラ959もその中の1台。フォルクスワーゲン フスカ（ブラジル版ビートルの名称）をベースとし、アンドレ・シントラがデザインしたポルシェ959風のグラスファイバー製ボディワークを組み合わせた。シントラ959は全部で3台が製造され、最もパワフルな仕様のものは1.8Lのターボエンジンが搭載されていた。
シントラ959とポルシェ959の比較。元々959自体が911のキャビンに前後ワイドフェンダーを与えたような成り立ちなので、それをビートルベースで行っても大きな違和感は無いよう。そう考えるとビートルと911の近似性もあらためて感じます。しかし、バランスの取れたデフォルメが秀逸で関心してしまいますね。
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