ホンダ CR-X デルソル(1992-98 日本)

ホンダ

3代目となるCR-Xは「デルソル(del Sol)=スペイン語で”太陽の”という意味」のサブネームを与えられ、それまでのピュアなFFスポーツから性格を一転してオープンエアドライブを楽しめるスペシャリティカーへと変貌を遂げた。シビックのホイールベースを切り詰める手法はそれまでのCR-Xと同様だったが、デルソルでは完全2シーターとなり+2の後席は廃された。サブネームの由来となったのはそのタルガトップスタイル。これには手動開閉のほか、ルーフ部分を電動ギミックによりトランク内に格納できる「トランストップ」と呼ばれる仕様も用意された。トランストップは気軽にオープン走行を楽しめる反面、その機構の複雑さから50kg程度の重量増となるデメリットも持ち合わせていた。CR-X デルソルのエンジンは1.5Lと1.6Lの2種類が用意され、1.6Lは170馬力を発生するB16A型の直4 DOHC VTECを搭載していた。

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