車の小噺

フルカウルのF1マシンが存在した時代

1954年のF1開幕戦フランスGP。そこでメルセデスベンツが投入したW196は、フルカウルの流線型ボディを持ち "ストリームライナー" と呼ばれた。しかし、大柄で見切りの悪いそのボディはレース中にボコボコにダメージを受けてしまう。その後メ...
ランボルギーニ

ランボルギーニ ディアブロ VT(1993-2001 イタリア)

ランボルギーニではカウンタックの頃より四輪駆動モデルの構想があったが、それが実現したのはディアブロが投入されてからであった。1993年に市販されたディアブロVTは、センターデフを持たず、前後をビスカスカップリングのみで接続した構成の四輪駆...
デトマソ

デトマソ パンテーラ Gr.C(1982-83 イタリア)

この車は元々79年に製造されたシャシーNo.001のGr.5パンテーラだったが、その後マラネロのオートエリートの手によりGr.C仕様にコンバート。これは82年からのFIAの規定変更を受けたものだった。キャビン以外は大きく作り替えられ、まる...
デトマソ

デトマソ パンテーラ Gr.5(1979-81 イタリア)

デトマソ パンテーラはファクトリーレースカーとしてGr.3とGr.4仕様が製造されており、一部のプライベーターはこれをベースにより過激なGr.5シルエットフォーミュラへとコンバージョンを行った。ここで紹介する1台はサラ・ベルマルティにより...
BMW

BMW 325iX(1985-91 ドイツ)

E30型3シリーズに追加された、BMW初の四輪駆動モデル。その構成はトランスミッション後部にトランスファーを備え前後に駆動を分配させるファーガソン式。センターとリアデフにビスカスカップリングを使用したフルタイム4WDとなっており、ハンドリ...
車の小噺

TVRサーブラウの姿をしたSLRマクラーレンのテストミュール

メルセデスベンツはSLRマクラーレンのテストミュールに2台のTVRサーブラウを使っていた。エンジンフードは大排気量のスーパーチャージドV8を収めるために、まるで金魚の丹頂のような大きなコブがついていた。 画像ギャラリー ...
日産

日産 プリメーラ 20V(2001-03 日本)

ボディサイズが3ナンバー枠に拡大され、NDE(ニッサン デザイン ヨーロッパ)の手によるワンモーションフォルムが特徴だった3代目プリメーラ。これに追加されたホットバージョンが20V(ワゴンはW20V)。外観は17インチホイールの採用以外は...
フォード

フォード エスコート ZX2(1998-2003 アメリカ)

北米向けエスコートの3代目モデルには、標準モデルとは全く異なる意匠を与えられたクーペモデルが存在した。これは生産が終了したプローブの後継車種という位置づけを持った車だった。マツダのファミリア系と同様のBプラットフォームを使用し、エンジンは...
BMW

レーシングダイナミクス K55 “ハリケーン” コンパクト(1996-97 イタリア)

BMWのチューニングで著名なレーシングダイナミクスが、E36型3シリーズコンパクトをベースにチューニングを施したモデル。そのエンジンベイには、オリジナルの4気筒エンジンに替えて、850i用のM70型V12エンジンをチューニングして搭載。排...
アウディ

アウディ A8(1994-2002 ドイツ)

1982年にフェルディナント・ピエヒはアルミニウム製造大手の米アルコア社と契約。協力の成果として、ASF(アウディ スペース フレーム)と呼ばれる、アウディ初のオールアルミモノコックを持ち登場したのが初代A8だった。フラッグシップモデルに...
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