2スト6気筒エンジン横置きのモンスターサーブ
サーブがモータースポーツで戦うために実験的に製作したマシン。サーブの小型車であり、モータースポーツでも活躍していたサーブ93がベース。元々縦置きされていた748ccの2ストローク3気筒エンジンを2つ繋げて6気筒として横置き配置、140馬力を発生。出力はエンジン中央からアウトプットされる。極端にフロントが重いハイパワーなマシンは扱いにくく、凶暴な操縦性から”モンストレット”と呼ばれていた。
超フロントヘビーで前後重量配分は劣悪に
サーブ93はもともとフロントアクスルより前、車両前端にエンジンを縦置きしている。軽いエンジンであれば適度にトラクションを稼げる利点があるが、エンジンを2基連結して重くなった分、思い切りフロントヘビーになってしまい操縦性が悪化してしまった。
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