シボレーコルベアに対抗するセダン
フォルクスワーゲンがアメリカ市場でシボレー コルベアに対抗するために試作したモデル。大柄でスクエアなボディの6人乗り高級セダンとなっていた。エンジンはポルシェ911用水平対向6気筒を90馬力にデチューンしリアに搭載、5段マニュアルトランスミッションと組み合わせた。最高速度は160km/hと当時としては十分高性能な実力を持つ。
エステートも製作された
1965年にはセダンに次いでエステートも開発された。しかし、アメリカではラルフ・ネーダーによりリアエンジンのシボレー・コルベアの操縦安定性が糾弾されており、同じリアエンジンのEA128の開発には向かい風となっていた。またコスト面等にも課題があったため市場投入はされなかった。
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