フォルクスワーゲン ゴルフ GTD(1982-83 ドイツ)

フォルクスワーゲン

初代ゴルフには経済的なディーゼルモデルも設定されていたが、動力性能が不足していた。これに対して、ギャレット製ターボチャージャーでパワーアップを行いスポーティな性格を与えたグレードがGTD。1.6Lの直4 SOHC ディーゼルターボはノンターボから20馬力増しの70馬力、13.6kg-mを発生し、0-100km/hは13.5秒、最高速度は155km/hをマーク。外装はGTI相当のものが与えられほぼ見分けがつかないがが、グリル周りの赤いストライプは銀色へと変更、ステアリングホイールにはターボディーゼルのロゴが入れられた。ただしスポーツシートとタコメーターは省かれていた。このGTDは経済性と動力性能を両立したディーゼルスポーツハッチとして先駆者的存在であった。

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