アメリカのホットロッドビルダー、アンディ・バーチェック氏が1987年から5年の歳月をかけて製作したワンオフのカスタムカーが、1984年式ホンダ シビックをベースとしたこの車である。ルノー サンクターボの過激なパッケージングに強いヒントを得て開発がスタートした。
最大の特徴は、車体後部に独自のチューブラーフレームを新設して構築された、ミドシップレイアウトへの変更である。バーチェック氏はフロントのエンジンルームを空にしてコルベット用のラジエーターと燃料タンクを移設し、本来の後席空間にパワーユニットを配置した。当初搭載された心臓部は、初代アキュラ レジェンド用の2.5リッターV型6気筒エンジンと5速MTであり、大きなブリスターフェンダーと相まって、まさにサンクターボのような構成となった。
その後、車両は複数のオーナーの手を経て進化を続ける。現在のオーナーによってさらなるアップデートが行われ、パワートレーンはアキュラ CL Type-S用の3.2リッターV型6気筒エンジンへとスワップされ260馬力以上を発生、トランスミッションも6速へ変更された。
アンディ・バーチェック氏が製作したこのシビックは、Hondaの車体にAcuraのエンジンを意味する「Hondura」の愛称を与えられており、今なお世界中で高い評価を受けているカスタムカーである。

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