2006年のジュネーブモーターショーで披露された、サーブの2人乗りスポーツクーペコンセプトがこの車。ドアとフロントウィンドウが一体となった、まるで航空機のようなコクピットキャノピーを採用していたのが特徴。駆動方式は四輪駆動を採用。エンジンは、環境に配慮したバイオエタノール燃料を使用する2.8LのV6ツインターボを搭載し400馬力を発生。パドル操作の7速トランスミッションと組み合わせ、0-100km/hは4.9秒、最高速度は255km/hだった。このコンセプトカーのデザインエッセンスは、のちのサーブの市販車にも取り入れられた。
エアロXのデザインエッセンスは2010年に登場した新しい9-5にも取り入れられた。しかし、サーブというメーカー自体がその後すぐに消滅してしまったのです。
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