オーストラリアで現地生産されたR31スカイラインには、特別仕様のシルエットGTSというスポーツモデルが設定されていた。これが好評を博したため、1989年にはGTS2と呼ばれる2世代目モデルが登場した。エンジンはGTSと同様のRB30Eだったが、ヘッドポート加工とコンピューターチューンにより190馬力へと出力が向上した。また、ファイナルギア比の変更を受け、より加速性能を重視した設定とされた。外装は後期型フロントマスクへと変更を受けており、エアロパーツで武装されたボディには鮮やかなビーコンレッドのカラーが与えられ、これにホワイトの16インチホイールが組み合わされていた。生産はわずか200台のみの限定車だった。

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