GV

スズキ

スズキ ジムニー(1970-81)

ホープスターON型をスズキが引き継ぎ再設計。空冷2スト2気筒360cc、副変速機付き4MT、16インチタイヤを採用し最高速度75km/h。72年に水冷に換装。76年には軽新規格に合わせボディを拡幅し2スト3気筒550ccとなる。77年には直4 800ccを搭載したジムニー8も追加。
スバル

スバル レオーネ(1971-79)

ff-1に代わる主力車種として、まず2ドアクーペが先行販売。その後2/4ドアセダンとエステートが追加。水平対向4気筒と前輪駆動は踏襲したが、フロントブレーキがアウトボードに改められるなど保守的な面も見られた。72年にはエステートバン4WDがデビュー。
日産

日産 ステージア オーテックバージョン 260RS(1997-2001)

ステーションワゴンのステージアに、BCNR33型スカイラインGT-Rのエンジン、ドライブトレーン、リアサスペンションを流用し、オーテックジャパンが手掛けた特別仕様車。強力なエンジンに合わせて車体各部も強化され、ブレーキもブレンボ製を奢る。GT-Rワゴンと呼べる1台。
ジャガー

ジャガー XK150(1957-61 イギリス)

XK120の流れを汲むスポーツカーの最終進化系。ドアを薄くし居住空間を拡大するなど、快適性向上に力を注がれた。ボディはドロップヘッドクーペとフィクストヘッドクーペでスタートしたが、後にロードスターが復活。エンジンは直6 3.4Lもしくは3.8Lを搭載。
BMW

BMW M3 4×4 Turbo(1987)

1987年の欧州ラリークロス選手権に登場したE30 M3。見た目こそ市販車と大きな違いは無いが中身は大改良。Xトラック製駆動系を組み合わせ、4WD化。IMSA GTP用の2.0L BMW M12/14エンジンは2.5barフルブーストで700馬力以上を発生。ラジエターは後部に移設されていた。
マツダ

マツダ 626MPS コンセプト(2000)

マツダは90年代後半よりMPS(マツダパフォーマンスシリーズ)と呼ばれるスポーツモデルの展開を模索していた。その中で製作された、カペラ(海外名626)がベースの4WDスポーツモデルコンセプトがこの車。KL-ZE型2.5L V6はターボ過給され280馬力、392Nmを発生。外装も派手なエアロパーツで武装され、ブレーキは前6pot/後4potの対向ピストンキャリパー。車重は1,380kgで、パフォーマンスに対して十分軽量。後のマツダスピードアテンザにつながるモデルだった。
その他

インターメカニカ グリフィス600GT(1965 イタリア)

TVRグリフィスで有名なジャック・グリフィスとインターメカニカの共同開発。デザインはフランコ・スカリオーネで、エンジンはプリムス製4.5L V8を搭載。14台の生産でグリフィスの会社が倒産。後にオメガに改名され33台が生産された。
トライアンフ

トライアンフ TR6(1969-75 イギリス)

TR(トライアンフ・ロードスター)シリーズの6代目。ミケロッティが手掛けたTR4以来のボディは、カルマンによりフロント周りを中心に改良を受けた。エンジンは2.5Lの直6 OHV 125馬力を搭載。オープンのほか、ハードトップも用意された。
マセラティ

マセラティ カムシン(1972-83 イタリア)

ギブリの後継車として登場したカムシンは、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニによるデザインで、ウェッジシェイプの効いた意匠を持つ。テール部分がガラスパネルとなっていることも特徴で後方視界は良好だった。シトロエンの影響を受け、ヘッドライト開閉等各部に油圧システムを使用。エンジンは伝統のV8 DOHC 4.9L 320馬力をフロントミドに搭載、50:50の優れた前後重量配分を実現していた。
サーブ

サーブ ソネットⅢ(1970-74 スウェーデン)

ソネットⅡは高価な上、くせの強いスタイリングが不評だったため、新たにボディを作り替えたソネットⅢに発展。サイズは拡大され、リトラクタブルヘッドライトを備える。テールゲートは開閉可能で使い勝手が向上。73年には5マイルバンパーを装着。
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